このページでは、ワンちゃんを迎えたら必要になるものを紹介します。ここで紹介するものは初日から必要になるわけではありませんので、ワンちゃんが来てから買いに行きましょう。
- 首輪
- ハーネス
- リード
子犬を迎えたら必要になる首輪
首輪は、鑑札などを装着するために使用します。常につけたままですが、子犬の頃は成長とともに首輪が小さくなり、器官を圧迫しかねないので、定期的に確認しましょう。首輪の内側に、人の指が二本はいるくらいが、適正です。
これくらい余裕があるのが適正です。
こちらは緩すぎる例。指が4本入ってしまっています。
鑑札はリングで下げたり、専用の入れ物に入れて装着します。鑑札の装着は法律で義務づけられていますので、ワンちゃんの登録が済んで鑑札が届いたら、すぐに装着するようにお願いします。
子犬を迎えたら購入するお散歩用リード
リードには大きく分けて3つ種類があります。
ノーマルリード | ロングリード | 伸縮リード |
この中で、お散歩で使えるのはノーマルだけです。
リードをつける目的は、ワンちゃんの行動を制限することです。大きな音に驚いて車道に飛び出してしまえば、車に轢かれてしまうかもしれません。通行人に飛びつけば、相手に怪我をさせてしまうかもしれません。どんなにしつけされたワンちゃんであっても、どんなにおとなしいワンちゃんであっても、生き物ですので100%はあり得ません。
ですから、お散歩でロングリードや伸縮リードを使うことは、リード着用の本来の意味を成していません。 特に伸縮リードは、ひもが細く通行人や自転車から見えにくいため、危険です。公園などで、子供たちがボール遊びをしているところへ、伸縮リードでワンちゃんを散歩させると、子供たちがつまずいたり、絡まったりする危険があります。そのような事故が起きると、100%飼い主の責任を問われることになるでしょう。 大切な家族が、誰かにとって憎らしい存在になってしまうのは、とても悲しいことです。
もしこのページをご覧の方で、お散歩に伸縮リードをお使いの方がいらっしゃいましたら、本日からノーマルリードを使用するようにお願いいたします。
ロングリードは、誰もいない河原など、広くて他の人に迷惑にならない場所で遊ぶ場合のみ、使用するようにしてください。 とくに伸縮リードはノーリードと同じといっても過言ではありません。リードは「ワンちゃんを守る命綱」です。
子犬を迎えたら購入するお散歩用ハーネス
ハーネスは散歩の際、リードを装着するために使用します。お散歩デビューは生後3ヶ月くらいからなので、すぐには必要ありませんが、早めに買って装着することに馴れさせておくといいでしょう。
リードを首輪に装着される方もいますが、ワンちゃんが引っ張ると首を圧迫してしまうため、おすすめできません。 また、ハーネスは製品によって、抜けやすいものがあります。
ハーネスを選ぶ際は次の条件を満たしているものをお勧めします。
- リードを胸に装着できるもの (引っ張り防止)
- 上から見たときにH型に見えるもの (抜け防止)
リードを胸に装着できるもの
ハーネスには、リードを背中につけるタイプと、胸につけるタイプがあります。体の前方にリードをつけると、引っ張ったときに体が少し横に引っ張られることになるので、背中につけるよりはハンドリングがしやすくなります。また、器官を圧迫するリスクも低減することが出来ます。 |
※馬の手綱のように顔に装着するタイプのものもありますが、ワンちゃんが本気で引っ張ると首に負担がかかることがあります。
上から見たときにH型に見えるもの
ハーネスは抜けやすいものもありますが、写真のように首の部分と胴体の部分を、個別にしっかり固定するタイプは抜けることはありません。
真上から見たときに、アルファベットのHの形になるものであれば安心です。
おわりに
以上が子犬を迎えたあとお散歩デビューまでに必要になるものです。 これからワンちゃんを迎える方、迎えたばかりの方は参考にしてみてください。